知っておくと安心な葬儀のマナー 「第4回 焼香の作法」

焼香 葬儀豆知識

お通夜や葬儀で焼香を行うことは知っていても、その作法となると意外と知らないのではないでしょうか。焼香をする際、自分の前の方の真似をして、なんとなく焼香を行う、ということがないよう、あらかじめ作法を理解しておくと安心です。

基本的な焼香の作法

焼香は、一般的に左手で数珠を持ち、右手の親指と人差し指、中指の3本で少量の香をつまみ、額の高さまで持ち上げます。この動作を「おしいただく」といいます。次に、香炉のまわりに落ちないよう、香を擦りながら落としていくのが基本的な作法です。
ただし、宗派によって焼香の回数が異なります。1回だけの場合や、数回繰り返す場合がありますので、参列したお葬式の宗派がわかればその宗派の作法に従って焼香するのもよいでしょう。

宗派による焼香の回数は次の通りです。
・天台宗…………特に定めなし(1~3回)
・真言宗…………額に香をおしいただきながら通常3回
・浄土宗…………特に定めなし(住職により1~3回と様々)
・真宗本願寺派…通常1回。但し香は額におしいただきません
・真宗大谷派……通常2回。但し香は額におしいただきません
・臨済宗…………額に香をおしいただきながら1回の場合が多いです。
・曹洞宗…………通常2回。1回目はおしいただき、2回目はおしいただきません
・日蓮宗…………通常3回

参列するお葬式の宗派がわからない場合は、故人に対して気持ちを込めて1回行うとよいです
また、会葬者の多いお通夜やお葬式では、宗派の作法に関わらず丁寧に1回、焼香を行うのがマナーです。葬祭場の方より指示がある場合は、その指示に従うようにしてください。

青森市の通夜・葬儀での焼香の流れ

「通夜」
お通夜では、会場に着いたら式場に入り祭壇の前で焼香し、ご遺族に挨拶して着席します。そしてお通夜が終了したら、再度祭壇の前で焼香し、ご遺族へ挨拶をして退席します。お通夜ではお式の前と、お式の後、合計2度の焼香を行います。

「葬儀」
葬儀では、開式前の焼香と葬儀の中で読経中の焼香があります。
読経中の焼香は、
1.祭壇の一歩手前で、導師に一礼します
2.祭壇前の進みご遺影に向かい合掌、一礼します
3.焼香をし、合掌します
4.ご遺族に一礼し、席へ戻ります

焼香の際、焼香台の前で何回もお辞儀をする方がいらっしゃいますが、焼香は故人を弔うために行う儀式です。焼香は故人に敬意を払うとともに、ご遺族の負担を考えると会釈をする程度にしたほうが良いでしょう。

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