知っておくと安心な葬儀のマナー 「第5回 「友引」と「葬儀」の関係」

葬儀豆知識

葬儀ではいろいろなマナーやしきたりがあります。そのひとつに、現代の葬儀では「友引」の日は葬儀を避ける、ということがあります。しかし、なぜ「友引」には「葬儀」を行わないのでしょうか。 
今回は「友引」と「葬儀」の関係についてのお話してまいります。

「友引」と「葬儀」の関係

ご存知の通り、「友引」は暦にある「六曜」のひとつです。「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6種がある「六曜」は、その日の運勢を表すものとされていて、それぞれに意味があります。
「友引」の本来の意味は「勝敗の勝ち負けが付かない引き分けの日」です。本来の意味から考えると、葬儀とは何も関係がないのです。
しかし、現代の葬儀では一般的に縁起の悪い日と思われています。その理由は、もともとも「共引」と書いていた文字が時代とともに「友引」と変化し、そこから葬儀においては「友を引く」=「親しい方が故人と一緒に天の世界へ連れて行かれる」と連想されるようになりました。そこから「友引」の日には葬儀を行わないようになっていったようです。

地域によって「友引」の日はお休みの火葬場もある

地域によって「友引」の日はお休みしている火葬場も多々あります。なお、青森市にある2つの火葬場、青森市斎場(通称 青森斎場)と青森市浪岡斎園(通称 浪岡斎場)は「友引の日」も開場しています。
(ご参考までに、青森市斎場は1月1日と8月16日、青森市浪岡斎園は1月1日と8月15日が休場日となっています。)

「友引」と「葬儀」の関係、ご理解いただけましたでしょうか。
じつは葬儀とは関係がないのですが、現代では、葬儀に参列する方の中には、「友引」の日を気にする方も多々いらっしゃるはずです。葬儀をみんなで気持ちよく行うためには、参列者の気持ちや地域の特性などを考慮して葬儀の日を決める事も葬儀のマナーといえるでしょう。

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